裁判離婚とは

離婚協議、離婚調停、これらを経てもなお、当事者同士で合意が得られなかった場合には、最終手段である「裁判離婚」に移行します。これはその名の通り、裁判によって離婚を成立させる手段です。
芸能人の泥沼離婚裁判など、メディアを賑わせやすい裁判離婚ですが、実際に裁判によって離婚を成立させたケースは、全体の離婚のケースのうちおよそ1〜2%のみであると言われています。
しかし、3組に1組が離婚する現代です。その割合は少なくとも、決して実数が少ないとは言えません。
裁判離婚は、自らも経験し得る現実的な可能性として、必ず視野に入れておかなければならないのです。

裁判離婚では、法律で定められた「離婚事由」が必要になります。
この離婚事由とは、具体的に、
・不貞行為(配偶者以外の異性と性的関係を持つこと)
・悪意の遺棄(生活費を渡さない、自ら家出するなど)
・3年以上の生死不明
・強度の精神病(回復の見込みがないものに限られる)
・その他婚姻を継続しがたい事由(性格の不一致、DVなど)
これらの事実を指しています。
つまり、裁判離婚を有利に進めるためには、これらの離婚事由が実際に存在したという証拠、そしてその内容はどのようなものであったかなどを、確たる証拠として用意しておく必要があります。
事前に調査を重ねることが、裁判離婚を理想的な結論で終えることの近道になるでしょう。

離婚裁判において争われる事項は、後の人生に大きく影響するような、非常に重要な事柄ばかりです。
だからこそ、裁判証拠収集などをご依頼いただき、自信を持って裁判に臨んでいただきたいと願っております。

clear style綜合探偵事務所は、浮気調査をはじめとして、結婚調査、素行調査などの各種調査、また裁判証拠収集など、お客様からの幅広いご要望にお応えしております。
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